九品仏浄真寺
九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)は、
東京都世田谷区に位置する浄土宗の寺院。
紅葉がとっても綺麗なところ。
こちらの釈迦如来坐像が素晴らしい。
歴史
九品仏浄真寺は、延宝6年(1678年)に創建。
創建者は高僧の珂碩上人で、当時の奥沢城跡地に建立。
数多くの災害や戦火を逃れ、現在も創建当時の姿を残しています。
九品仏の由来
寺名の「九品仏」は、寺内に安置されている九体の阿弥陀如来像に由来します。
これらの像は、それぞれ異なる印相を結び、
上品上生から下品下生までの九つの階層を表しています。
見どころ
三仏堂: 中央に上品堂、右に中品堂、左に下品堂が配置され、それぞれに三体ずつの阿弥陀如来像が安置されています。
龍護殿: 境内にある龍護殿は、二龍伝説に由来し、寺の守護神として祀られています。
紅葉と桜: 九品仏浄真寺は、秋には美しい紅葉、春には桜が咲き誇ることで知られています。特に紅葉の時期には、多くの観光客が訪れます。
アクセス
九品仏浄真寺は、東急大井町線の九品仏駅から徒歩約5分の場所にあります。
自由が丘駅からも徒歩約15分でアクセス可能です。
閻魔様の言葉
九品仏浄真寺の中に閻魔堂があります。
お賽銭を賽銭箱に入れると閻魔様の言葉を聴くことができます。
「白い花は白く光を赤い花は赤く光る」・・・
あなたはあなたの光を輝かせて・・・
と。
忘れてしまったところもありますがとてもしみる言葉。
これは仏説阿弥陀経に出てくる
「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」
お浄土に咲く蓮の花は
青色の花は青く光り、黄色の花は黄色に光り、赤色の花は赤色に光り、白色の花は白色に光り輝いているといいます。
それぞれの花がそれぞれの持ち味を十分に発揮し
お互い決して他の花の邪魔をしない。
自分の光は唯一無二なんですね。
最後に
九品仏浄真寺は 紅葉とってもきれいなところ。
紅葉はもちろん、イチョウの木もあって
赤や黄色のコントラストがとっても綺麗です。
そして本堂の釈迦如来坐像がとっても素敵
拝観料もなく、いつでも会いに行けるところがいいですね。
その本堂から外を見ると枯山水の庭園
都内で枯山水が見れるのも珍しい。
とってもおすすめのスポットです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。