「飛行機に酸素ボンベを持ち込みたいけど、ANAではどうすればいいの?」
そんな疑問を持つ方へ。ANA(全日本空輸)では、医療用酸素ボンベの持ち込み・使用が可能です。
この記事では、ANAで酸素ボンベを持ち込むための手続き方法・必要書類・注意点を分かりやすく解説します。
ANAで酸素ボンベを機内に持ち込むことはできる?
酸素ボンベを利用している父を連れて
父の実家のある九州へ行くことになりました。
酸素ボンベを使用してから初めて飛行機に乗るので
手続きなどわからないことばかり💦
ANAかJALで迷って予約などの兼ね合いもあり
今回はANAを利用することになりました。
ANAでは、医療目的の酸素ボンベに限り、事前申請を行えば機内持ち込み・使用が可能です。
安全上の理由から、出発前に申請する必要があります。
医師の診断書を準備し、搭乗情報とあわせてANAへ連絡します。
ANA酸素ボンベ持ち込みの手続き方法
申請はANAの「おからだの不自由な方の相談デスク」へメールまたはFAX(日本国内)で行います。
申請に必要な情報
次の3点の書類を準備してメールかFAXで送信します。
- ご搭乗に必要な手配について:搭乗日・便名
- 酸素ボンベ使用確認書:酸素ボンベのメーカー名・型式・容量
- 医師の診断書(酸素吸入が必要である旨の記載)
ANAおからだの不自由な方の相談デスク
フリーダイヤル:0120-029-377
ナビダイヤル:0570-029-377
全国一律料金9:00~17:00年中無休
03-6741-8705
持ち込める酸素ボンベの条件
ANAでは、以下の条件を満たした医療用酸素ボンベのみ持ち込み可能です。
1.容器証明済み(検査合格刻印)であること
2.「O2」の表示があること(医療用ガス状酸素であること)
3.3年(1部5年)ごとの耐用証明検査を受けていること
酸素ボンベは高さ70cm×10cm程度以内
重量は1本あたり5kg以下(航空法に基づき必須)に限り持ち込み可能
申請した通りの酸素ボンベの番号と
持って行く酸素ボンベの番号が一致していないといけません。
また、ANAでは機内用酸素ボンベの貸出サービス(有料)もあります。
自分のボンベを持ち込まなくても利用できるため、希望する場合はあわせて申請しましょう。
当日までの流れと手続きのステップ
- 医師に相談し、診断書をもらう
- 出発の前までにANAへ申請(必要書類3点)
- ANAスタッフが内容・機材を確認
- 搭乗当日、空港カウンターで酸素ボンベ検査
- 機内で持ち込みまたは使用開始
ボンベの安全確認や書類チェックに時間がかかる場合があります。
通常より早めの空港到着を心がけましょう。
出発時刻60分前くらいには空港へ来てほしいとのこと。
申告通りの酸素ボンベかなどの確認をカウンターにて行うそうです。
通常の出発手続きでも出発20分前には手続きを済ませなくてはいけないので
60分前くらい前に来ているのが望ましいようです。
さいごに|ANAの酸素ボンベ持ち込みは「事前準備」がカギ
出発前までに診断書と機材情報などの情報をANAへ必ず申請します。
診断書は利用する14日以内に発行されたものに限ります。
ここで勘違いをしていてた。
2週間前までに申請だとばかり思いこんでしまい、
急いで診断書を書いてもらわないと。と・・・
よく読んでみると「利用する2週間以内のもの」
次の勘違いは
往路は診断書を書いてもらった日から14日以内だが、
復路が14日を過ぎてしまうということ。
復路の日にちも14日以内に収まっていないといけないそうで(;’∀’)
または何日まで診断書は有効です。という日にちが入っていればOKなんだとか💦
この勘違いで数回病院に行き、日にちを訂正してもらい
ようやく書類の方の確認が取れました。
初めてのことなのでわからないことばかりでしたが
ANAの方が丁寧に教えてくれ、
そして応対が素晴らしく安心して当日を迎えられそうです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。