リフレーミング
リフレーミングってしってますか?
物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、
違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になること。
これを活用することで不満や不足といった感じ方を
満足や喜びといった感じ方に変えられる
ということです。
もともとはNPLと呼ばれるコミュニケーション心理学の概念で
1つの出来事や事実に対し、固定的な考えを捨て
幅広い視点で考える力を養い、
強いメンタルを維持できることを目指した手法
簡単に言うとある出来事に別の視点を持たせる考え方。
主観や思い込みから抜け出し、新しい見方を身につけることで
物事を前向きにとらえることができたり、他者の長所に気づくことができたりします。
「コップの半分の水」の話
有名な話で「コップ半分の水」があります。
コップに残された半分の水を見て
「もう半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うかで
状況への捉え方が全く異なるといいます。
水の量という事実を変えることはできなくても
その事実をどう解釈するかで感じ方は大きく変わります。
- 仕事で失敗した→貴重な経験ができてよかった
- 上司に叱られた→指導してもらってありがたい
- 人見知り→礼儀正しい
このようにポジティブ変換(リフレーミング)すれば前向きになれます
リフレーミングを習慣化すれば物事を様々な角度から解釈する力が高まり
ちょっとしたことでも柔軟なメンタルが養われます。
リフレーミングのポイント
リフレーミングはポジティブな発想以前に、相手の立場に立って理解や共感をすることから始めます。
相手を理解しようとする気持ちや姿勢の上で成り立ちます。
相手にひどいことを言われても仕事ならばうまく切り返したいところです。
このひどい事も上手くリフレーミングすれば
嫌な気分を変えることができます。
よく耳にするマイナスな言葉の言い換え
例えば
- 調子に乗りやすい→ノリがいい。雰囲気を明るくする
- 図々しい→堂々とした、積極的
- 出しゃばり→物おじしない
最後に
リフレーミングは日常やビジネスシーンで常に意識し
実践しながら癖付けしていくことで習得できます
自己コントロールとして
上司や同僚などのコミュニケーション、顧客との交渉など
周りにもいい影響を与えられます。
嫌な言葉も、一喜一憂せずに、安定したマインドを保つこと。
それらをリフレーミングしてみると
その場の雰囲気も変わります。
言葉ひとつで場が和む。
言葉の力は絶大ですね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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